プリチャッツ・ロード 3番地

イギリスの大学院に留学し、無事卒業。帰国後の日常を綴っています。

「やり切る」自分になるためにこのブログは使える?

Issue:

「何かにチャレンジしても、最後までやり切れない(=completeできない)」

 

Background:

10代の頃から、親に言われてきた僕自身の特徴の一つです。

実際、自分自身でもそう思う節はたくさんあります。

受験に失敗したことや習い事をいくつも中途半端に止めてきたこと、歯科矯正すら強制されるのが嫌で小学生の頃に途中で止めました。習い事は過剰なくらいやっていたので、減らしたのは結果的によかったと思いますが、歯科矯正とかは、今思えば続けておけばよかったのに...とすごく思います(ただ、ほぼ崩壊していた当時の家庭環境を考えると、親に反発・継続拒否は小学生として当然の行動だったかもしれません)。

 

Current Situation:

幼き日の自分の経験を経て、今の自分はと言うと、あまり変わっていないように思います。少なくとも、「きちんとやり切れる人間」であるかどうかは疑問です。

 

かつての自分に比べれば、そういう自分の欠点を認識したり、大学卒業・海外留学(海外大学院卒業)などの経験を経て、少しは「やり切る」能力が向上しているかもしれません。経験値が上がった、と言う方が正確かもしれない。

 

とはいえ、まだまだです。

医学部を目指す、と言って始めた受験勉強も、どこで問題をすり替えたのか分かりませんが Vision を失い、やる気が全く出てきません。「Visionを失っても勉強は続けるべき」と分かっているのに、ここ数日は勉強もほとんどしていません。他にやりたいこと・目指したい場所があるのも事実なのですが、そちらへの Passion や覚悟も弱く、行動を起こせていません(そちらへ動くことが「逃げ」であり、ある意味「違う」ということが本能的に分かっているからでしょうか)。

筋トレも、しなきゃいけないということ(私、今170cmで46kgです)は重々理解し分かっているのに、何も続かない。3日坊主より短いかもしれない。

 

代わりに今何をやっているかといえば、Netflixだったり、YouTubeだったり、Shoppingだったり... 医学部の受験勉強もしてないし、でも代わりに就活を本気で始めたわけでもないし、、、迷いながら、色んなことから逃げていると言えるかもしれません。

 

Analysis:

考えることを"しない"ためには、どれも最高のツールなので、ある意味それをしているのかもしれないですね。「これ以上考えない」ということをするために、Netflix, YouTube, Shopping, Magazine...etc に没頭している ーーそう言えると思います。

 

「これ以上考えない」ってことは、現実逃避と同義。

「現実と向き合わない」「課題と向き合わない」「問題の本質と向き合わない」

ということをしているんですね。

 

どこかの大学教授(Kelly McGonigal?)がストレスについてTEDで講演していたけど、僕の今の行動を客観的に科学的に見ると、それに近いのかもしれません。「現実と向き合わない」「課題・問題の本質と向き合わない」→ ネットや買い物に没頭する という行動を取ることで、強いストレスによる体への負担を減らそうとしているのかも。

現実逃避も、科学的に根拠があってやってることだとすれば、僕の現実逃避もストレスから逃れるため、心身へのストレス・健康的な害を避けるために、取っている行動なのかもしれない。そう考えると、仕方ないかなって思えるし、「あぁ自分は弱い人間、クズだ」なんて思わなくて済む。(だいたい、そう思ったところでネガティブな効果しか無いよね。誰かに言われたわけでもなく、指摘されたわけでもない、自分勝手な自己評価は本当に意味がない。)

 

Conclusion:

話を元に戻します。

結局、大学卒業・大学院卒業を経て、少しは「やり切る」力がついたと思います。ですが、それでも授業は幾度かサボってたし、procrastinateしたり、自分のやりやすい課題にしてラクをしたりしていたので、困難を乗り越えて「やり切る」力も自信もそんなについていないのが今の僕です。

 

現実逃避や投げ出す行為が、ストレスから自分の心身を守るための行動であるなら、僕の心と体はそのストレスに耐えられる状態じゃない、ということも言えると思います。

 

僕はこの部分を成長させていかなきゃいけない。

成長させていかなきゃいけないし、心身ともに強くなりたいとも思っているので、困難を乗り越えて物事を「やり切る」力、ストレスを乗り越えて「completeする力」をもっとつけていきたいです。

そうすれば、社会の荒波*1も潜って行けるし、自らが設定したキャリアのゴールにも全力で向かって行けるはず。それが、今、自分が望んでいる姿の一つであることは間違い無いです。(医者になりたいかどうかは別として)

 

そんなこんなで、このブログが「やり切る」自分になるためのヘルプになったらいいな、と思って今これを書いています。親友のIくんが言うには、「最後まで努力し続けられる人とそうでない人って明確に区別されてるわけじゃなくて、0〜10のスケールみたいな"連続的"なもの」らしいので、今自分が2とか4とかだとしたら、ここから少しずつ10に近づいて行きたいなと思っています。Ina**やTomi**など、尊敬する友人達は皆このスケールでは10でしょう。

10とは言わずとも、そこまでの記録を、ここにつけて行きたいです。Onlineで公開される「ブログ」というツールが本当に正しいのか分かりませんが、自分しか見ないノートよりも他人を意識して書くノートの方が自分勝手にならないので良いかも、と思う部分もあるので、とりあえずは書いてみることにします。間違ってると思えば消せばいいしね。

 

誰かのためでは全然なくて、むしろ自分のためのブログです。

万が一これを読んでいる方がいるなら、「やり切る」力の足りない自分ですが、少しお付き合いいただければと思います。

*1:社会はものすごく理不尽なことだらけ。有能な奴が使えない奴の下で働かされたり、理にかなったことばかりじゃないから、そういうものが荒波となって押し寄せてくる。